七夕のルーツは諸説あります。
中国の七夕伝説から芸事や書道の上達を願う習わし「七夕(しちせき)」と、日本古来より伝わる「棚機津女(たなばたつめ)伝説」が結びついて、七夕を「たなばた」と読むようになり行事を形作ったという説があります。

棚機津女伝説とは、「棚機(たなばた)」という機織り機で神様に捧げる神御衣(かみこ)を織るという棚機津女は、その年の豊作を願うと同時に、人々の穢れを祓う意味もあったといわれています。

このように七夕は、中国と日本の伝統的な行事が融合して、より豊かで文化的な生活を願う行事と発展してきたといえます。
それは七夕のお飾りにも反映されています。

短冊:願い事を書き、その成就を祈ります。一般的に、青、赤、黄、白、黒の五色の短冊が使われます。
吹き流し:織姫の織り糸を象徴したもので、裁縫や技芸の上達を願う飾りです。
鶴:長寿、夫婦円満、家族仲良くを願う飾りです。
網飾り:豊漁祈願や、幸せを引き寄せる、豊年などを意味します。
輪飾り:平和な暮らしへの願いが込められています。
貝つなぎ:海の恵みをたくさん受けられるように願う飾りです。
巾着:金運上昇や貯蓄を願う飾りです。
くずかご:清潔や倹約を表します。七夕飾りを作った時にでた紙くずを入れる場合も。
紙衣:裁縫の上達と、人型にすることで災いを避けることを願う飾りです。
ちょうちん:日本のお祭りで使われることの多いちょうちん。元々「正しく導く」「魔除け」として活用されています。そこから広がり、「心を灯す」「豊穣」を願う意味もあります。

私たちは、この「ちょうちん」のいわれが、湘南地域を豊かで暮らしやすい街となることを願うのに相応しいものと思い、ちょうちん祭りとしました。

ちょちんでは派手な演出はできないかも知れませんが、清らかな気持ちになれるような演出ができればと、今回は駅前の喧噪の中にちょうちんのトンネルを設置します。

 

みなさまがひと時でも、日本の豊穣の文化に触れていただけることを願って。

 

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